2014年7月、ノバルティスは、医師主導臨床研究に関するグローバルガイドラインを新たに策定しました。このガイドラインは、ノバルティスが支援する新しい医師主導臨床研究全てに適用されます。
本ガイドラインは、倫理、ガバナンス、透明性の原則を満たす倫理的な臨床研究をノバルティスが今後も支援していくと同時に、医師主導臨床研究の全プロセスを通じて、コマーシャル部門からの資金提供、および一切の関与、影響力の行使を禁じることを強く打ち出したものです。さらに、厳密な倫理性、高い科学的基準に基づいた研究内容、研究者の資格等を定めたほか、弊社での担当部門であるメディカル部門の管理体制の厳密化が規定されました。本ガイドラインの策定を機に、日本でこれまで使用してきたすべてのプロモーション資材を見直し、今後、日本で使用するプロモーション資材は、原則、本ガイドラインに従って実施された契約型医師主導臨床研究の結果のみを引用する決定を行いました。
本ガイドラインについて、新しいプロセスに則り研究者および医療関係者の皆さまにご説明し、2015年4月末までに14件の契約型医師主導臨床研究の契約を締結しました。