ノバルティス ファーマ株式会社は、10月11日付で、任意団体work with Prideが主催する、職場におけるLGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT)への取り組みを評価する「PRIDE指標2018」において、最高位「ゴールド」を受賞しました。
ノバルティス(本社:スイス)は、国際連合が2017年9月に発表した「企業のLGBTに対する差別解消の取り組みを支援するためのグローバルな行動基準」への支持を表明した最初の製薬会社であり、日本においてもLGBTに関する施策を積極的に進めています。
主に以下のような取り組みを実施しています。
「SOGI*社員ネットワーク」
「真のダイバーシティを求めて、SOGI cultureを育もう!」の考えのもと、当事者への理解や支援促進を目的に、社員の有志が結成したネットワークです。
全国のメンバーが、職種を超えて月1回程度集まり、社員向けのイベントなどを企画・開催しています。
*Sexual Orientation and Gender Identityの頭文字。性的指向(好きになる性)と性自認(心の性)を意味する。
全管理職向けの研修実施
全管理職に年1回以上のLGBTに関する研修を継続的に実施しています。また、採用の面接時にLGBTについて配慮すべき点を明記した面接官向けのマニュアルも導入しています。
「だれでもトイレ」の導入
性別や障害の有無を問わず誰もが使用できるトイレを、本社の各フロアに導入しています。
社員向け相談窓口の設置
LGBTについての相談窓口を設置。社内では相談しづらい社員もいることを考慮し、社内関係部署と外部の2つの窓口を設けています。
同性パートナーへの社内制度等の適用
慶弔休暇や介護休暇などの休暇や結婚祝金などの支給金、福利厚生の対象を、配偶者のみから同性パートナーへも拡大しました。また、社内規則における「配偶者」という表記も「パートナー」に変更しました。
今回の受賞を踏まえ、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる風土の醸成をさらに前進させていきます。
「PRIDE指標」の詳細は、こちらをご参照ください。http://workwithpride.jp/pride-i/