2015年10月28日(水)都内にて、第15回目の「コンプライアンス・アドバイザリーボード~再発防止に向けて~」が開催され、以下のような議論が行われました。

1.副作用報告遅延に関連するフォローアップについて


  • 会社側からシステム切り替え時の障害を原因とする副作用報告遅延について、経緯・原因・実施してきた対応、現状および当局の反応等について説明がなされ、質疑応答を行なった。
  • 委員から、システム変更の時期、リスクシナリオを想定したバックアッププラン等事前準備の重要性等、当局や業界団体から情報を収集できる関係構築等について助言がなされた。

2.広報関連および信頼回復に向けた取り組みについて


会社側から信頼回復に向けた対外的な広報活動について説明がなされ、委員との間で随時質疑応答および討議が行われた。
主な討議内容は以下の通り。

  • 企業イメージ調査の結果について
  • 信頼回復に向けた対外的な広報活動について

3.コンプライアンスの取り組みについて


会社側から再発防止策であるコンプライアンスの取り組みについて状況の説明がなされ、委員との間で随時質疑応答および討議が行われた。
主な討議内容は以下の通り。

  • 研修等の実施状況について
  • コンプライアンス意識の浸透度の確認について

4.コンプライアンス・アドバイザリーボードの今後について


契約にて定めた期限を迎えるにあたり、コッシャ社長の申し入れを委員で討議し、今回をもってコンプライアンス・アドバイザリーボードを終了することを委員全員で了承した。

コッシャ社長より、この2年間の委員各位の支援に対し深い感謝の意が表明されるとともに、今後も事案に応じて個別に相談するなど引き続き支援をいただきたい旨要請があり、委員もそれに応える意向を表明した。

以上


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