プレスリリース
報道関係各位
ノバルティス ファーマ株式会社
ノバルティス ファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:レオ・リー、以下、ノバルティス ファーマ)は、この度、広島市(市長:松井一實)、マイライフ株式会社(本社:広島県呉市以下、代表取締役:糸賀誠、マイライフ)、および、株式会社もみじ銀行(本社:広島県広島市、取締役頭取 小田宏史、以下、もみじ銀行)と、広島市民の健康づくり分野における取り組みを連携・協力して進めることにより、健康寿命の延伸を図ることを目的として産官連携協定を締結しました。
本提携は、広島市民の健康な生活の実現を目指す、広島市、マイライフ、もみじ銀行、ノバルティス ファーマがそれぞれのノウハウや知見を持ち寄り、次に掲げる事項について産官で連携・協力し、取り組んでまいります。
- 市民の主体的な健康づくりを支える地域づくりの推進に関する事項
- 健康づくりに関する知識の普及・啓発に関する事項
- 元気じゃ健診、がん検診等の受診率向上に関する事項
- 生活習慣病等の発症・重症化予防に関する事項
国が進める第3期がん対策推進基本計画では、がん検診受診率は50%以上の達成が個別目標として掲げられています。この目標を達成するため、国や地方自治体で様々な試みが開始されていますが、現在もほとんどのがん検診で受診率は50%を下回っており、検診未受診の理由には、「受ける時間がない」「健康状態に自信があり必要性を感じない」などの回答があげられています1。広島市のがん検診率については、全国平均をも下回っているのが現状です2。
ノバルティス ファーマは革新的な医薬品の開発、製造販売にとどまらず、がんについて知識や情報の提供にも注力しています。このたび、がんについて学ぶ機会や健康的な食事を提供する場、クリニック等を併設した「健康」をテーマとした地域の交流拠点「YMFG オールヘルスタウン」内へのクイズを通じてがんの基礎的な知識を学べるタッチパネル式機材「みんなのがん学校」をマイライフとの共同で設置いたしました。
ノバルティス ファーマ 執行役員事業部長である齋藤 昌信は次のように述べています。「ノバルティスは『Reimagine Medicine- 医薬の未来を描く』というミッションのもと画期的な治療の発見・開発のみならず、さまざまな取り組みを通じて、患者さんの健康や生活に貢献していくことを目指しています。今回、広島市、マイライフ、もみじ銀行との提携により、がん検診率向上を含め広島市の皆さんの健康寿命の延伸を図るために、ノバルティスの専門性を生かして協力していきたいと思います。」
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品のグローバルリーディングカンパニー、ノバルティスの日本法人です。ノバルティスは、より充実したすこやかな毎日のために、これからの医薬品と医療の未来を描いています。ノバルティスは世界で約11万人の社員を擁しており、8億人以上の患者さんに製品が届けられています。ノバルティスに関する詳細はホームページをご覧ください。
以上
参考文献
- 厚生労働省HP がん対策推進基本計画(第3期)<平成30年3月9日 閣議決定>https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/00001…
- 広島県 HP 広島がんネット
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/gan-net/yoboukenshin-jushinritsu-…
健康寿命延伸に広島市と産官協働で挑む! ノバルティス、広島市、マイライフ、もみじ銀行と産官連携協定締結(PDF 224KB)