Jul 29, 2022

プレスリリース

報道関係各位

ノバルティス ファーマ株式会社

この資料は、ノバルティス(スイス・バーゼル)が2022年7月19日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳(要約)したもので、参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については、英語が優先されます。英語版は、https://www.novartis.comをご参照下さい。

  • 第2四半期の売上高は、実質ベース1 5%増(米ドルベース 1%減) 
    • イノベーティブ メディスン(IM)の売上高は、実質ベース 5%増(米ドルベース 1%減);エンレスト(実質ベース 33%増)、ケシンプタ(実質ベース 270%増)、コセンティクス(実質ベース 12%増)、Kisqali(実質ベース 43%増)、ゾルゲンスマ(実質ベース 26%増)を含む主要成長ブランドが好調
    • サンドの売上高は、実質ベース 5%増(米ドルベース 3%減)となり、平常な事業活動へ戻りつつあることから、すべての事業フランチャイズが増収を達成
  • 第2四半期のコア1営業利益は、実質ベース5%増(米ドルベース 2%減)となり、主に売上高の伸びが寄与
  • 第2四半期の営業利益は、実質ベース 30%減(米ドルベース 36%減)となり、主に前年同期の売却益、減損費用および事業再編費の増加の影響を受ける
    • 純利益は、実質ベース 34%減(米ドルベース 41%減)となり、ロシュ社からの収益の影響を除くと29%減(実質ベース)2
    • フリーキャッシュフローは、33億米ドル(米ドルベース 22%減)
  • 第2四半期のコアEPSは、実質ベース 1%増(米ドルベース 6%減)の1.56米ドル;ロシュ社からのコア収益の影響を除いたコアEPSは、10%増(実質ベース)
  • 2022年上半期の売上高は実質ベース 5%増(米ドルベース 0%)、コア営業利益は実質ベース 7%増(米ドルベース 1%増)となり、力強い業績を達成
    • イノベーティブ メディスンの売上高は実質ベース 5%増(米ドルベース 0%)、コア営業利益は実質ベース 6%増(米ドルベース 1%減)
    • サンドの売上高は実質ベース 6%増(米ドルベース 1%減)、コア営業利益は実質ベース 10%増(米ドルベース 5%増)
  • 発表済みの最大で150億米ドルの自己株式購入を継続;94億米ドル分が未実施
  • 5つの疾患領域に注力した新たな組織モデルへの転換を進める;現在の試算で2024年までに販売費および一般管理費を約15億米ドル削減できる見込み
  • 第2四半期のイノベーションにおける主なマイルストーン:
    • コセンティクスの、小児関節炎の諸症状への適応がEUで承認される
    • キムリアの、再発または難治性の濾胞性リンパ腫の成人患者への適応が米国およびEUで承認される
    • セムブリックスが、フィラデルフィア染色体陽性(Ph+)慢性骨髄性白血病の成人患者のための治療薬として、欧州医薬品委員会(CHMP)の承認勧告を受ける
  • ノバルティス グループの2022年通期業績予想を確認。サンドの通期業績予想を上方修正(売上高は一桁台前半の成長率、コア営業利益は前年比ほぼ横ばい)

2022年7月19日、スイス・バーゼル発 ― ノバルティスCEOのヴァス・ナラシンハンは、2022年第2四半期の業績について、次のようにコメントしています。
「ノバルティスは、堅調な第2四半期の業績を達成しました。潜在的に数十億米ドル以上の売上高が期待される上市済みの6つの成長製品(コセンティクス、エンレスト、ゾルゲンスマ、Kisqali、ケシンプタ、Leqvio)は、いずれも少なくとも二桁の成長を示しました。2026年までに主要な20以上のプロジェクトの承認が見込まれ、開発中期段階のパイプラインが引き続き計画通りに進行しています。サンドは、通期業績予想の上方修正が可能となり、戦略的な見直しが進んでいます。合理化された組織モデルへの転換が順調に進んでおり、現在の試算では約15億米ドルの費用節減を見込んでいます。私たちは、2022年通期のグループの業績予想ならびに一貫した成長と利益率改善の達成への自信を再確認しました」

主要数値1

第2四半期(4~6月)

  2022年
第2四半期

百万米ドル
2021年
第2四半期
百万米ドル
前年同期比(%)
米ドルベース
前年同期比(%)
実質ベース
売上高 12 781 12 956 -1 5
営業利益 2 228 3 479 -36 -30
純利益 1 695 2 895 -41 -34
1株当たり
純利益(EPS)
0.77 1.29 -40 -33
フリーキャッシュ
フロー
3 304 4 235 -22  
コアベース
営業利益 4 270 4 345 -2 5
純利益 3 431 3 716 -8 -1
1株当たり
純利益(EPS)
1.56 1.66 -6 1

 

上半期(1~6月)

  2022年
上半期

百万米ドル
2021年
上半期
百万米ドル
前年同期比(%)
米ドルベース
前年同期比(%)
実質ベース
売上高 25 312 25 367 0 5
営業利益 5 080 5 894 -14 -7
純利益 3 914 4 954 -21 -14
1株当たり
純利益(EPS)
1.77 2.20 -20 -12
フリーキャッシュ
フロー
4 224 5 832 -28  
コアベース
営業利益 8 353 8 302 1 7
純利益 6 682 7 129 -6 0
1株当たり
純利益(EPS)
3.02 3.17 -5 2
  1. 実質ベースの数値、コアベースの業績ならびにフリーキャッシュフローは、国際会計基準(IFRS)に準拠していません。IFRSに準拠していない数値の説明は、要約版業績報告書(英文オリジナル版)の47ページに記載されています。本リリースに掲載される成長率は、特に記載される場合を除き、すべて前年同期に対するものです。
  2. ロシュ社を除いた2022年第2四半期ならびに2022年上半期の主要数値の表は要約版業績報告書(英文オリジナル版)の9ページに、2021年に実施されたロシュ社株式の売却による影響を除いた調整後の2021年のIFRSベースの業績、ならびにIFRSに準拠しないコアベースの業績およびフリーキャッシュフローは55ページに記載されています。
  3. 業績予想の前提条件に関するガイダンスの詳細は、7ページ(英文オリジナル版プレスリリース)をご覧下さい。

免責事項

本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。したがって、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、現在の予想と異なる場合があることをご了承ください。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm20-Fをご参照ください。

ノバルティスについて

ノバルティスは、より充実したすこやかな毎日のために、これからの医薬の未来を描いています。私たちは、医薬品のグローバルリーディングカンパニーとして、革新的な科学とデジタルテクノロジーを駆使し、医療ニーズの高い領域で変革をもたらす治療法の開発を行っており、新薬開発のために、常に世界トップクラスの研究開発費を投資しています。ノバルティスの製品は、世界中の8億人以上の患者さんに届けられています。また、私たちは、ノバルティスの最新の治療法に多くの人がアクセスできるように革新的な方法を追求しています。約11万人の社員が世界中のノバルティスで働いており、その国籍は140カ国以上におよびます。詳細はホームページをご覧ください。
https://www.novartis.com

以上

プレスリリース全文はPDFファイルをご参照下さい。(PDF 553KB)