乾癬(かんせん)という病気が人に与える影響を理解してもらうため、約8,000人の乾癬患者を対象としたグローバル調査を実施しました。そして、ご自身が乾癬患者であるボディペインターに依頼し、皮膚をキャンバスに見立て、その調査結果に命を吹き込んでもらいました。
もし、あなたが乾癬は単なる見た目の問題だと思ったことがあるとしても、それはあなたが初めてではありません。International Federation of Psoriasis Association (IFPA)によると、世界で約1億2,500万人もの人が乾癬に罹患しているにもかかわらず、この慢性炎症性疾患についての理解が進んでいません。乾癬は皮疹症状が目立つため、多くの人は乾癬を皮膚だけの問題として終わらせてしまい、身体的、精神的および感情的な苦しみまで考えがおよばないのです。
49ページにわたる世界保健機構 (WHO)の乾癬グローバルレポートは、このどこにでもあるものの複雑な疾患による苦痛の多くは、避けることが出来るとのだというメッセージを発信したことにより、乾癬の公衆衛生上の影響について多くの人が知ることができ、これまでの乾癬に対する固定観念を払拭しました。
自分自身をさらけ出し恥ずかしい思いをすることなく、ただ心地よく普通に暮らしたいだけなのです
- 乾癬患者さん
WHOのレポートがきっかけとなり、ノバルティスは世界31カ国 25の患者団体の協力を得て、結ぶ8,300人の患者さんが参加した、これまでで最大の乾癬に関するグローバル調査を実施しました。
データが示すのは乾癬患者さんのストーリーのほんの一部です。調査結果を目に見える形にするため、ご自身も乾癬を患うア-ティストで、ボディペインターのナタリー・フレッチャー(Natalie Fletcher)さんに、皮膚をキャンバスにして調査に参加した人の経験を表現してもらいました。
フレッチャーさんは調査に参加した患者さんのフリー回答からインスピレーションを得ました。患者さんの言葉にひらめきを得て制作したボディペイントをご覧ください: