2015年1月16日(金)都内にて、第12回目の「コンプライアンス・アドバイザリーボード~再発防止に向けて~」が開催され、以下のような議論が行われました。
1.前回会議以降の状況について会社側からの説明
事務局より以下の報告を行った。
- 有害事象報告遅延の報告内容について
前年12月に詳細調査の内容について弊社から当局に報告した内容について以下のように説明をおこなった。
1. 詳細調査により明確に報告対象から除かれることが明らかになったものを除いた3,264例を最終的な当局報告対象とした
2. 詳細調査が困難であったものが相当数含まれており、調査結果によっても明確に薬剤による影響が明確なものはなかった
3. 詳細調査の結果を分析した結果、添付文書の改訂など安全性に関する措置を講じる必要はないと判断して、当局にもその旨を報告したことなど
- 社内外コミュニケーションについて
1. 有害事象報告遅延に関しての対外ステートメントの内容について説明した。
2. 2015年1月に予定している全社員向けのタウンホールにおけるメッセージの骨子について説明した。
2.再発防止策について
会社側から再発防止策の進捗状況について報告を行った。
- 奨学寄付金の見直しについて
新しい「研究助成公募」の概要及び応募状況などを説明した - 教育研修
原理やルールの理解の徹底、現場密着型施策の実施を強化していることを説明 - インテグリティ&コンプライアンスの強化
現場のモニタリングを強化したことを説明し、その後、プロモーション資材に関するコンプライアンス面での責任所在の明確化と人材育成の重要性について討議された
次回委員会は2015年4月上旬に行う。
以上